Category
メニュー
2026年01月19日

うまくいく会社は依存しすぎない。伸び悩む会社は一つに頼りすぎてしまう

経営サポート
はじめに
こんにちは。司法書士の清水です。
経営のご相談を受けていると、「この取引先がなくなったら厳しいです」というお話を聞くことがあります。
売上の大半を一社に依存している。
集客のほとんどを一つの媒体に頼っている。
主力商品が一つだけ。
もちろん、強い柱があることは大切です。
ただ、一つに依存しすぎている状態は、どこかで不安定さを抱えることもあるのかもしれません。

伸びている会社は「少しずつ分散」している
うまくいっている会社ほど、
・このお客さまが主力ですが、他も少しずつ広げています
・紹介だけでなく、自分たちでも発信しています
・主力商品に加えて、関連サービスも作っています
と、一つに頼りきらない工夫をしています。
急に大きく広げるのではなく、少しずつ選択肢を増やしている印象があります。
その結果、どこか一つが落ち込んでも、すぐに立て直せる余地が生まれます。

順調なときほど、依存に気づきにくい
一方で、売上が順調なときほど、
「今はこのままで十分です」
「この取引先があるから安心です」
と、依存状態に気づきにくいこともあります。
ただ、取引先の方針変更、業界の変化、担当者の交代など、外部環境は思った以上に変わります。
そのときに初めて「他の柱を作っておけばよかった」と感じることもあるのではないでしょうか。

分散は「保険」ではなく「成長のきっかけ」かもしれません
リスク分散というと守りのイメージがありますが、実際には成長のきっかけになることも多いように思います。
・新しい顧客層にアプローチする。
・新しい商品を試す。
・別の集客方法を取り入れる。
そうした取り組みが、思いがけず大きな柱に育つこともあります。

少しずつ「もう一つ」を増やしていく
いきなり大きく広げる必要はないのかもしれません。
今の柱に加えて、もう一つ。
それが安定してきたら、さらにもう一つ。
そうやって少しずつ広げていくことで、会社の体質は自然と強くなっていくように感じます。
一つに集中する力と、依存しすぎない柔軟さ。
そのバランスを意識している会社が、長く安定しているのではないでしょうか。