Category
メニュー
2026年05月26日

相続した実家、住む予定がない…どうする人が多い?

空き家
はじめに
こんにちは。司法書士の清水です。
最近、「実家を相続したのですが、どうしたらいいでしょうか?」という相談がとても増えています。
特に多いのが、「相続したけれど住む予定がない」というケースです。

例えばこんな相談です。
・実家は横浜だけど、自分はすでに別の家に住んでいる
・兄弟もそれぞれ持ち家があり住む人がいない
・親が亡くなって空き家になってしまった
・遠方に住んでいて管理ができない
このような状況は、今とても増えています。

とりあえずそのまま…が一番多い
相続した実家について、最初に多い対応は「とりあえずそのままにしておく」というものです。
気持ちとしてはとてもよく分かります。

・思い出がある
・すぐ売るのは気が引ける
・何から始めればいいか分からない

その結果、「とりあえずそのまま」となるのですが、数年するとこんな問題が出てくることがあります。

・固定資産税の負担
・庭木や雑草の管理
・建物の老朽化
・近隣からの苦情

実際、「庭木が隣の敷地に越境してしまった」「空き家の管理をしてほしいと近隣から言われた」といった相談も珍しくありません。

相続した不動産は責任も引き継ぐ
不動産は相続すると権利だけでなく責任も引き継ぐことになります。

例えば
・固定資産税
・建物の管理
・近隣への配慮
・建物の安全管理
などです。

空き家になると、雑草、庭木、害虫、建物の老朽化などが原因で、近隣トラブルにつながることもあります。
そのため「まだ使う予定はないけれど、とりあえず持っている」という場合でも、一定の管理は必要になります。

売ろうとして初めて問題が分かることも
さらに最近の相談では、「売ればいいと思っていたけれど、すぐには売れなかった」というケースも増えています。

例えば
・道路に接していない土地
・境界がはっきりしていない土地
・再建築が難しい土地
・兄弟で共有になっている土地
などです。

相続の段階では気づかず、売却を検討したときに初めて問題が見つかることも少なくありません。

大切なのは早めに状況を整理すること
実家を相続した場合、すぐ売る必要はありません。
ただ、状況を整理しておくことはとても大切です。

例えば
・相続登記は済んでいるか
・共有名義になっていないか
・境界ははっきりしているか
・売却できる土地なのか
などを把握しておくだけでも、将来の選択肢は大きく変わります。

相続不動産は一人で悩まなくて大丈夫
相続した不動産の問題は、法律、税金、不動産、管理など様々な分野が関わります。

あいおい事務所では、単に登記などの手続きを行うだけでなく、
・ご家族や相続人からの丁寧な聞き取り
・事案全体の整理
・問題点や課題の発見
・解決策の提案やアドバイス
・相続人同士の調整
といった役割も担いながら、相続不動産の問題に向き合っています。

また、必要に応じて
・税理士
・弁護士
・土地家屋調査士
・不動産鑑定士
・不動産コンサルタント
・不動産会社
などの専門家とも連携しながら、状況に応じた解決を一緒に考えていきます。
「売るかどうかもまだ決めていない」そんな段階でも大丈夫です。
相続した不動産で悩んだときは、まずは状況を整理するところから始めてみてはいかがでしょうか。