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2025年12月17日

相続税って、うちは関係あるの?〜実は身近になっている相続税の話〜

相続税
はじめに
こんにちは!司法書士の清水です。
今回も、相続に関する「よくある疑問・質問」にお答えします。
相続の話になると、よくこんなお声を聞きます。
「相続税なんて、お金持ちの話でしょう?」「うちはそんなに財産がないから関係ないと思います」
確かに以前は、相続税は一部のご家庭に限られる印象がありました。
しかし現在は、制度の改正により、一般のご家庭でも無関係とは言えなくなってきています。

相続税には「基礎控除」という仕組みがあります
相続税は、すべての財産にかかるわけではありません。
一定の金額までは課税されない「基礎控除」があります。
基礎控除の計算式は、3,000万円+600万円×法定相続人の数
たとえば、相続人が配偶者と子ども2人の場合は、3,000万円+600万円×3人=4,800万円
つまり、遺産総額が4,800万円以内であれば、相続税はかかりません。

問題は「不動産」を含めると意外に超えること
ここで見落とされがちなのが、ご自宅の評価です。
「現金はそんなにないから大丈夫」と思っていても、
・自宅の土地・建物
・少しの預貯金
・生命保険
・有価証券
これらを合計すると、思った以上の評価額になることがあります。
特に都市部では、長年住んでいるご自宅の土地評価が高く、知らないうちに基礎控除を超えてしまうケースも珍しくありません。

相続税がかからなくても準備は必要です
仮に相続税がかからなかったとしても、
・遺産分割の話し合い
・不動産の名義変更
・預貯金の解約手続き
といった相続手続き自体は必ず必要になります。
つまり、相続税の有無にかかわらず、相続の準備そのものは大切なのです。

早めに整理しておくと安心です
相続が発生してから慌てて調べ始めると、「財産がどこにあるのか分からない」「評価額が分からず手続きが進まない」といったことが起こりがちです。
元気なうちに、
・財産の一覧を作っておく
・遺言書で方向性を示しておく
・専門家に一度相談してみる
こうした小さな準備が、ご家族の負担を大きく減らします。

あいおい事務所からのひとこと
相続税は、「かかる・かからない」だけの問題ではありません。
ご家族が困らず、スムーズに次の世代へ引き継げるかどうかが大切だと感じています。
あいおい事務所では、税金の有無にかかわらず、相続手続き全体を見据えた整理のお手伝いをしています。
「うちは大丈夫かな?」と思われたときが、確認する良い機会です。
どうぞお気軽にご相談ください。