実際の相談事例を元に、様々なお悩みを司法書士清水敏博のコラムでご紹介します。

2026年06月22日

司法書士に相談すると、家族に知られてしまう?

経営サポート
はじめに
こんにちは。司法書士の清水です。
相談の際に、ときどきこんな質問をいただきます。
「司法書士に相談したことは、家族に知られてしまいますか?」
「家族にはまだ話していないんですが、相談しても大丈夫でしょうか?」
結論から言うと、ご本人の許可なく相談内容が家族に伝わることはありません。
これは多くの方が安心されるポイントでもあります。

司法書士には守秘義務があります
司法書士には、法律で定められた守秘義務があります。
これは、相談の内容や依頼の事情を、外部に漏らしてはいけないという義務です。
そのため、
・家族
・親族
・知人
であっても、ご本人の了承なく相談内容を伝えることはありません。
相談はあくまで、その方ご本人との信頼関係の中で行われるものです。

家族にまだ話していなくても相談できます
実際の相談では、
・相続の準備を考えている
・財産の分け方に悩んでいる
・子どもたちの関係が少し気になっている
といった内容を、まだ家族には話していない段階で来られる方も多くいらっしゃいます。
「家族に言う前に、まず専門家の意見を聞いてみたい」これはとても自然な流れです。
むしろ、一度整理してから家族に伝えた方がスムーズな場合も少なくありません。

相談の中で「家族に伝える方法」を考えることもあります
相談を進めていくと、
・どのタイミングで伝えるか
・どのように話せばよいか
・家族全員で話すべきか
といったテーマが出てくることもあります。
こうした点についても、ご本人の気持ちを大切にしながら一緒に整理していきます。
無理に家族に伝えることを勧めるわけでもありませんし、逆に、ずっと秘密にしておくべきだと決めつけることもありません。
状況に応じて、最も自然な形を考えていきます。

会社の相談でも、同じことが言えます
会社経営者の方からのご相談でも、
・後継者のこと
・株式の問題
・将来の経営体制
といったテーマを、まだ家族や社員に話していない段階で相談されることがあります。
これも決して珍しいことではありません。
むしろ、一度整理してから関係者に話す方が、混乱が少ない場合も多いのです。

「誰にも言えない話」こそ相談してください
相続や家族の問題、会社の将来の話は、身近な人ほど相談しづらいことがあります。
・家族には心配をかけたくない
・誤解されたくない
・まだ気持ちが整理できていない
そんな思いを抱えながら、相談に来られる方も多くいらっしゃいます。
司法書士は、まず安心して話せる場所でありたいと思っています。

まとめ|相談はご本人のペースで進めていきます
司法書士への相談は、必ずしも家族全員が関わるところから始まるわけではありません。
まずはご本人の気持ちや状況を整理し、必要に応じて家族との話し方を考えていく。
そんな進め方もあります。
「まだ誰にも話していないんですが…」そんな一言から始まる相談も、たくさんあります。
どうぞ安心してご相談ください。

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