実際の相談事例を元に、様々なお悩みを司法書士清水敏博のコラムでご紹介します。

2026年06月18日

「昔はこうだった」が通用しなくなる瞬間があります

経営サポート
はじめに
こんにちは!司法書士の清水です。
経営者の方とお話ししていると、こんな言葉を聞くことがあります。
「昔はこのやり方でうまくいっていたんだけどね」これは決して間違いではありません。
むしろ、そのやり方で成果を出してきたからこそ、今の会社があるのだと思います。
ただ、今の時代はその成功体験が逆に足かせになることもあるように感じます。

成功体験が強いほど変えにくい
例えば、
・これまでのやり方で長年うまくいってきた
・お客様もついてきてくれていた
・大きな問題もなかった
こうした背景があるほど、「変える必要はない」という気持ちになりやすいものです。
ですが、環境は少しずつ変わっています。

変化はゆっくりではなく、ある日一気にくる
怖いのは、変化が徐々にではなく、ある日一気に表面化することです。
・急に問い合わせが減る
・今までのやり方が通用しなくなる
・競合に一気に差をつけられる
こうした変化は、実は水面下で少しずつ進んでいた結果です。

「今まで正しかったこと」と「これから正しいこと」は違う
ここで大切なのは、「これまで正しかったこと」と「これからも正しいこと」は必ずしも同じではない、という点です。
例えば、
・対面中心だった営業がオンラインに変わる
・紹介中心だった集客がネット中心になる
・紙中心の業務がデジタルに変わる
こうした変化に対して、柔軟に対応できるかどうかが分かれ目になります。

否定ではなく「アップデート」という考え方
ただし、これまでのやり方をすべて否定する必要はありません。
大切なのは、「ゼロにする」のではなく「アップデートする」という考え方です。
例えば、
・これまでの強みを活かしつつ、新しい手法を取り入れる
・対面の良さを残しながら、オンラインも活用する
こうすることで、無理なく変化に対応することができます。

外の変化に触れることがヒントになる
自社の中だけにいると、変化に気づきにくいこともあります。
・他業種の取り組みを見る
・若い世代の感覚を知る
・お客様の声に耳を傾ける
こうした機会を持つことで、新しい視点が見えてきます。

変えられる会社が残る時代
最後にお伝えしたいのは、これからの時代は「強い会社が残る」のではなく、「変えられる会社が残る」ということです。
そしてその第一歩は、「もしかしたら今のままではないかもしれない」と気づくことだと思います。
これまでの積み重ねを大切にしながら、少しずつでも変えていく。
その姿勢が、これからの経営にはますます重要になっていくのかもしれません。

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