実際の相談事例を元に、様々なお悩みを司法書士清水敏博のコラムでご紹介します。

2026年04月09日

変化が怖いのではなく「分からない」が怖いのかもしれません

経営サポート
はじめに
こんにちは!司法書士の清水です。
最近、中小企業の経営者の方とお話ししていると、こんな声をよく耳にします。
「時代が変わっているのは分かるんだけど、何をしたらいいか分からない」「変えないといけない気はするけど、正解が見えない」
この感覚、とてもよく分かります。
実は、多くの方が「変化が怖い」と感じているようでいて、本当に怖いのは変化そのものではなく、「何が起きるか分からないこと」なのではないでしょうか。

動けなくなる会社に共通する状態
例えば、こんな場面はないでしょうか。
・DXやAIが大事と聞いているが、何から始めていいか分からない
・人手不足だから仕組みを変えたいが、現場が混乱しそうで踏み出せない
・新しい取り組みを考えたいが、今の業務で手一杯
結果として、「とりあえず様子を見よう」となってしまう。
そして気がつくと半年、1年と時間が経ち、周りの会社との差が少しずつ広がっている…。
これは実際によく見られる流れです。

「正解を探す」よりも「仮にやってみる」
では、どうすれば良いのでしょうか。
ここで大切なのは、「正解を探し続けないこと」かもしれません。
変化が早い時代は、最初から正解を見つけること自体が難しくなっています。
例えば、
・一部の業務だけデジタル化してみる
・既存のお客様に新しい提案を一度だけしてみる
・会議のやり方を少し変えてみる
こうした小さな試しで十分です。
やってみることで、「これはうまくいきそう」「これは合わない」という自社なりの答えが見えてきます。

変化できない理由は「忙しさ」にあることも多い
もう一つよくあるのが、「忙しすぎて変えられない」という状態です。
・昔から続いているやり方
・なんとなく続けている業務
・非効率だと分かっている作業
これらが積み重なって、新しいことを考える余力がなくなっているケースも少なくありません。
そんなときは、「何をやるか」ではなく、「何をやめるか」から考えるのも一つの方法です。

一人で抱えず、外の視点を入れる
経営者の方は、どうしても一人で考えがちです。
ですが、少し外に目を向けてみると、
・同業の経営者の取り組み
・異業種のやり方
・専門家の視点
などからヒントが得られることがあります。
あいおい事務所でも、LTRコンサルティングパートナーズやオーケストライフのネットワークの中で、様々な業種の方と関わることで、新しい気づきをいただく場面が多くあります。

変化は「特別なこと」ではない
最後にお伝えしたいのは、変化というのは、何か大きなことを一気にやることではなく、
・少し変えてみる
・一つ試してみる
・一つやめてみる
こうした積み重ねなのだと思います。
いきなり大きな決断をしなくても大丈夫です。
まずは、小さな一歩から。
それだけでも、会社の流れは少しずつ変わっていくかもしれません。

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