2026年04月01日
完璧を待つと手遅れになる時代かもしれません

はじめに
こんにちは!司法書士の清水です。経営者の方とお話ししていると、こんなお話をよく聞きます。
「もう少し整理してからやろうと思っていて…」「きちんと形になってから動きたいんです」
とても真面目で、慎重な判断だと思います。
ただ、今の時代においては、この完璧を待つ姿勢が、かえって機会を逃してしまうこともあるように感じます。
「準備中」のまま時間が過ぎていく
例えばこんなケースです。・新しいサービスを考えているが、内容を詰めすぎて動けない
・業務改善をしたいが、全体設計が決まらず着手できない
・IT導入を検討しているが、比較しすぎて決められない
結果として、「もう少し検討してから」が続き、半年、1年と経ってしまう。
その間に、シンプルでもいいから始めた会社が、少しずつ前に進んでいるということも少なくありません。
正解がない時代の意思決定
以前は、ある程度「正解」が見えやすい時代でした。ですが今は、
・環境の変化が早い
・情報が多すぎる
・将来の予測が難しい
こうした状況の中で、
最初から正解を見つけること自体が難しくなっています。
つまり、「考えてから動く」ではなく、「動きながら考える」ことが求められているのかもしれません。
6割ぐらいで動いてみるという考え方
よく経営の現場では、「6割ぐらいの完成度で動く」という話も出てきます。例えば、
・まずは簡易的なサービスとして提供してみる
・完璧ではないが使えるツールを導入してみる
・一部の顧客だけに試験的に提案してみる
最初から100点を目指すのではなく、「まず60点でスタートして改善していく」イメージです。
失敗のリスクは「小さくすればいい」
もちろん、動く以上は失敗の可能性もあります。ただ、そのリスクは「小さく始める」ことで抑えることができます。
・いきなり全社展開しない
・大きな投資をしない
・期間を区切って試す
こうした工夫をすることで、万が一うまくいかなくても大きなダメージにはなりません。
現場から見える「本当の課題」
実際に動いてみると、・思っていたよりうまくいく部分
・逆に、想定外に難しい部分
が見えてきます。
机の上で考えているだけでは見えなかった「現場のリアルな課題」が分かるのです。
この積み重ねが、結果として精度の高い経営判断につながっていきます。
完璧よりも「前に進むこと」
最後にお伝えしたいのは、完璧であることよりも、前に進んでいることの方が大切な場面が増えている、ということです。・少し形になっていれば動いてみる
・やりながら整えていく
・修正しながら前に進む
この繰り返しが、変化に対応できる会社をつくっていくのだと思います。
