2026年02月08日
役割が曖昧なまま頑張っていないでしょうか〜役割が曖昧なまま頑張っていないでしょうか〜

はじめに
こんにちは。あいおい事務所の清水です。「人の問題で悩んでいるんです」そうご相談を受けることがよくあります。
幹部が動かない、社員同士がかみ合わない、指示が伝わらない…。
ただ、少しお話を伺っていくと、必ずしも人そのものが原因ではないことも多いように感じます。
役割がはっきりしていないと、誰でも動きにくくなります
例えば、・最終判断は誰がするのか分からない
・責任の範囲が重なっている
・幹部と一般社員の線引きが曖昧
・社長がどこまで関わるのか決まっていない
こうした状態が続くと、社員の側も慎重にならざるを得ません。
「自分がやってよいのだろうか」「越権にならないだろうか」そんな迷いがあると、どうしても動きは鈍くなります。
それが結果として、「やる気がない」「主体性がない」と映ってしまうこともあるのかもしれません。
幹部が機能しない会社は、能力より立ち位置の問題が多いように感じます
幹部社員がいるのに、最終的に社長がすべて判断している会社も少なくありません。これは幹部の能力というより、「どこまで決めていいのか」が明確でないことが影響していることもあります。
肩書きはあるけれど、決定権がない。責任だけがある。
その状態では、なかなか本来の役割は発揮しづらいのかもしれません。
整理とは、人を変えることではなく線を引くこと
役割の整理というと、大きな組織改編のように聞こえるかもしれませんが、必ずしもそうではありません。
・この業務は誰の責任範囲か
・この判断はどこまで任せるか
・最終確認は誰がするか
こうした線引きを少し明確にするだけで、社内の動きが変わることもあります。
人を入れ替える前に、まず配置や役割を見直す。
そんな順番もあるのではないかと、現場では感じることがあります。
社長が抱え込んでいる部分が、実は役割の空白になっていることもあります
社長が忙しくなる会社の多くは、どこかに空白があります。その空白を埋めるために、社長が自然と入り続けている。
それが長く続くと、会社全体の構造が見えにくくなってしまうこともあります。
一度立ち止まって、「これは本来、誰の役割だろうか」と整理してみるだけでも、少し視界が変わるかもしれません。
