2025年12月24日
「うちはまだ大丈夫」と思っている今こそ考えたいこと

はじめに
こんにちは、あいおい事務所の清水です。日々、地域の企業の皆さまとお話ししていると、こんなお声をよく耳にします。
「まだ元気にやれているからね」「承継はそのうち考えればいいかな」「今すぐ困っているわけじゃないしね」
本当にその通りだと思います。
目の前の仕事に向き合い、会社を回していくことが何より大切ですし、忙しい中で将来のことまで手が回らないのは自然なことです。
私たちも、無理に何かを急いで進める必要はないと考えています。
実は、多くの会社が同じように感じています
ただ、これまで多くのご相談に関わらせていただく中で感じるのは、ほとんどの会社が「特別な問題が起きたから承継を考え始めた」わけではないということです。
むしろ、
・少しずつ人が採用しづらくなってきた
・仕事の引き継ぎがうまく進まない
・社長に判断が集中している
・将来の話をするタイミングがなかった
そんな、どこの会社にもありそうな状況が重なって、「そろそろ考えた方がいいかもしれないね」という流れになることが多いのです。
承継は引退準備ではなく、これからの会社づくり
事業承継という言葉から、「社長がいつ辞めるかを決める話」のように受け止められることがあります。でも、実際にはそうではなく、これからも会社を続けていくための整理や準備に近いものです。
・どんな形で会社を残していくか
・誰にどこまで関わってもらうか
・これまで築いてきた信用や仕事をどうつないでいくか
こうしたことを少しずつ整えていく作業は、現役で経営されている今だからこそできることでもあります。
会社が続くこと自体が地域への大きな貢献
長く続いている会社には、数字では表せない価値があります。働いている方の暮らし、長年のお客様との関係、地域の中での役割。
会社が続いていくことそのものが、地域の安心や活力につながっていると、私たちは日々感じています。
まずは「少しだけ未来の話をしてみる」ことから
何か特別な準備を始める必要はありません。・将来のことを少し話題にしてみる。
・社内の役割を少しだけ見直してみる。
・専門家にちょっと聞いてみる。
そのくらいの小さな一歩で十分です。
私たちあいおい事務所も、何かを決めていただくためではなく、一緒に整理しながら考える伴走役として関わらせていただいています。
このシリーズでは、難しい制度の説明というよりも、実際の現場で感じていることや、皆さまと一緒に考えてきたことを、少しずつ共有していきたいと思います。
