2026年04月30日
相続した土地の境界が分からない…どうなる?

はじめに
こんにちは。司法書士の清水です。相続した不動産の相談の中で、最近とても増えているのが「土地の境界がよく分からない」というケースです。
例えば
・昔からの土地で図面がない
・どこからどこまでが自分の土地か分からない
・隣の方との境界があいまい
・親もよく分かっていなかった
といった状況です。
相続した時点では問題にならなくても、あるタイミングで大きな問題になることがあります。
普段は問題なくても、いざというとき困る
境界があいまいでも、・そのまま住んでいる
・特に利用していない
といった場合は、すぐに困ることは少ないかもしれません。
しかし、
・売却する
・建て替える
・隣地との関係が変わる
といった場面になると、境界の問題が一気に表面化します。
売却時に境界は重要なポイントになる
不動産を売却する場合、買主から「境界ははっきりしていますか?」と確認されることが一般的です。境界が不明確な場合、
・売却が進まない
・価格が下がる
・トラブルを懸念される
といったことにつながることがあります。
そのため、境界が不明な土地は、売却のハードルが上がることもあります。
隣地とのトラブルになることも
境界があいまいな場合、・塀の位置
・ブロックの位置
・庭木の越境
などをめぐって、隣地の方とのトラブルになることもあります。
特に相続後は、所有者が変わることで「改めて確認したい」という話になるケースもあります。
測量や境界確認が必要になることも
境界をはっきりさせるためには、測量、境界確認といった手続きが必要になることがあります。この際、隣地の方との立会いや確認が必要になるため、時間や費用がかかることもあります。
また、隣地との関係性によっては、スムーズに進まないケースもあります。
相続したときに確認しておくことが大切
境界の問題は、後になればなるほど整理が難しくなることがあります。例えば
・隣地の所有者が変わる
・関係者が増える
・当時の状況が分からなくなる
などです。
そのため、相続したタイミングで
・境界の状況
・図面の有無
・現地の状況
を確認しておくことが大切です。
相続不動産は専門家と一緒に整理することが大切
境界の問題は、法律だけでなく、測量、不動産、近隣関係など様々な要素が関わります。あいおい事務所では、単に手続きを行うだけでなく、
・ご家族や相続人からの丁寧な聞き取り
・事案全体の整理
・問題点や課題の発見
・境界や売却を含めた解決策の提案
・相続人同士の調整
といった役割も担いながら、相続不動産の問題に向き合っています。
また、必要に応じて
・税理士
・弁護士
・土地家屋調査士
・不動産鑑定士
・不動産コンサルタント
・不動産会社
などの専門家とも連携しながら、状況に応じた解決を一緒に考えていきます。
「境界が分からないけれど、どうしたらいいか分からない」
そんな場合でも大丈夫です。
相続した土地について不安があるときは、早めに状況を確認し、整理することが大切です。
