実際の相談事例を元に、様々なお悩みを司法書士清水敏博のコラムでご紹介します。

2026年06月15日

子どもが遠方にいる方から増えている「ゆるやかな見守り」のご相談

老後生活設計
はじめに
こんにちは、あいおい事務所の清水です。
最近、とても増えているのが「子どもはいるけれど、遠方に住んでいて頼れないんです」というご相談です。
ひと昔前は親の近くに子どもが住んでいるのが当たり前という時代もありましたが、いまは仕事や家庭の事情で別々の地域で暮らすことが普通になりました。
「親としては迷惑をかけたくない」「子としても気にはなっているけれど、すぐに動けない」
そんな距離感の中で、どう老後を支えていくか。
これは多くのご家族が感じている現実的な課題です。

「何かあったらすぐ行けない」がいちばんの不安
遠方に住んでいるお子さんから、こんなお話を聞くことがあります。
「電話では元気そうだけど、本当に大丈夫かな」「入院したとき、すぐ駆けつけられるか分からない」「お金の管理や手続き、親ひとりで大丈夫だろうか」
親御さん自身も「子どもに頼りすぎたくない」「でも、全部ひとりでやるのも不安」と感じていらっしゃいます。
このお互いに気を遣い合ってしまう関係が、実は一番悩ましいところです。

家族の代わりではなく、家族を支える存在として
あいおい事務所では、こうしたケースで【くらしと住まいの安心サポート契約】をご利用いただくことがあります。
これは、ご家族に代わるというものではありません。
むしろ、遠方のご家族と一緒に見守る役割に近いものです。
・日常のちょっとした相談の窓口になる
・必要な手続きの方向性を一緒に考える
・状況に応じて専門家や関係先と連携する
ご本人にも、ご家族にも、過度な負担がかからないように、ゆるやかな支えをつくっていきます。

元気なうちに関係をつくっておくことが大切
大きな制度は必要になってから使うものと思われがちですが、こうしたサポートは元気なうちから関係を築いておくことに意味があります。
いざというとき「どこに相談すればいいか分からない」という状態を避けられるからです。
日頃から顔の見える関係があると、小さな変化にも気づきやすくなります。

離れて暮らしていても、安心できる形を
同居だけが支え方ではありません。
距離があっても親御さんが安心して暮らし、お子さんも無理なく見守れる形をつくることはできます。
その間に、地域の専門家が少し関わる。
それだけで、ぐっと現実的な安心につながります。
将来のことを考えるとき、「まだ早い」と思う段階で少しだけ準備しておく。
それが、結果的にご本人にもご家族にも負担をかけない方法になることが多いように感じます。
気になることがあれば、いつでもあいおい事務所にご相談ください。
一緒に、無理のないかたちを考えていきましょう。

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